ページタイトル:八幡社のアスナロ 当サイトのシンボルマーク

画像:八幡社のアスナロ(幹と並ぶ) 名称 八幡社のアスナロ (はちまんしゃのあすなろ)
名称の典拠 なし
樹種 アスナロ
樹高 30m(注1)
目通り幹囲 4.6m(注1)
推定樹齢 200〜299年(注1)
所在地の地名 長野県下高井郡山ノ内町夜間瀬(中須賀川)
 〃 3次メッシュコード 5538−13−45
 〃 緯度・経度 北緯36度47分32.2秒
           東経138度26分10.1秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2024年8月31日

注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 甲信越・北陸版」による





 高井富士とも呼ばれる高社山(こうしゃさん、たかやしろやま。1351m)の南東に附属する飯盛山(いいもりやま、1064m)と、東方の小丸山(こまるやま、1403m)の山頂を結ぶ直線と倉下川(くらしたがわ)の交点付近、右岸側に八幡社が鎮座する。(同じく夜間瀬に鎮座する諏訪八幡社とお間違いなく)
 アスナロが立つのは、境内の入口。白木の鳥居に向かって右手。
 双幹のアスナロで、分岐後の幹の太さ自体は大したこともないが、一体感はある。
 根元に「村社八幡社」「f格紀念」「昭和九年九月吉日建之」と記す石柱がある。村社に格づけられたことを記念して設置されたらしい。
 このアスナロとの関係はどうなのだろう。アスナロもその時植えられたのか(ならば実際の樹齢は100〜150年くらい?)、それとも、すでに十分に威厳のある大きさになっていたから、それにあやかった? あるいは単に境内の端で三叉路の一角でもあり、人目に付きやすい場所だから?
 想像は膨らむが、それから90年も経て、もう事情を知る人はいないかも知れない。
 根元に空洞は出来ているが、全体に若々しく、最頂部までたくさんの葉を繁らせていた。
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