名称
横手の駒のマツ
(よこてのこまのまつ)
名称の典拠
現地の案内板(注1)
樹種
アカマツ
樹高
15m(注2)
目通り幹囲
5.8m(注2)
推定樹齢
100〜199年(注2)
所在地の地名
山梨県北杜市白州町横手字下原(注3)
〃 3次メッシュコード
5338−52−46
〃 緯度・経度
北緯35度47分19.5秒
東経138度19分49.8秒
山梨県指定天然記念物
(1959年2月9日指定)
撮影年月日
2002年2月23日
注1)1993年11月1日に山梨県教育委員会と白州町教育委員会が連名で設置
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 甲信越・北陸版」による
注3)平成16年(2004)11月1日、北巨摩郡の7町村が合併して北杜市誕生。旧行政区は北巨摩郡白州町
南アルプス甲斐駒ヶ岳を遠望する高原に立っている。
樹勢も良く、枝振りも良く、なかなか見ごたえのある松だ。
「横手」は地名だが、「駒」について案内板に記述があった。
この地がもと馬伏(馬の治療)を行った所であること、駒ヶ岳の駒、旧駒城村の駒、また牧場が置かれて聖徳太子に馬を献じた故事などを総合して「駒のマツ」と名付けられたということである。
追補:マツクイムシ被害で近年急速に樹勢が弱り、2007年11月時点で枯死が判明した。その後も枯れたまま立っていたが、2008年5月26日伐採。その根の一部が、2009年6月29日より、「道の駅はくしゅう」で展示されている。
日本からまた1本、名松が失われてしまった。