ページタイトル:矢崎町諏訪神社のスダジイ ロゴ:人里の巨木たち

画像:矢崎町諏訪神社のスダジイ 名称 矢崎町諏訪神社のスダジイ
    (やざきまちすわじんじゃのすだじい)
名称の典拠 なし
樹種 スダジイ
樹高 18m(注1)
目通り幹囲 5.0m(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 石川県小松市矢崎町
 〃 3次メッシュコード 5436−43−34
 〃 緯度・経度 北緯36度21分48.3秒
           東経136度26分01.1秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2014年10月10日

注1)石川県巨樹の会が2008年に刊行した「石川の巨樹・巨木林」による(2007年調査)





 JR北陸本線粟津駅の北東。国道305号(もとは国道8号だった)から1kmほど東に、木場潟(きばがた)がある。一周すると約6km。広大な淡水面が広がる。
 水深の浅い内陸の池は、しばしば干拓されて農地化されるものだが、なぜか木場潟は干拓されることなく存続し、現在はその周囲を含めて公園化されている。
 その木場潟西岸と国道305号の間に矢崎町の諏訪神社が鎮座する。
 東に向かって傾斜する境内には、スダジイ巨木が多い。住宅地と水田に囲まれて、ここだけ、本来の植生の一部が残ったのだと思われる。
 複数幹に分かれた個体が多いなかで、このスダジイは単幹で5mの幹囲を有する。1本ずつ幹の太さを比べれば、これが最大である。
 ということで、境内のスダジイたちの代表となってもらった。
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