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名称 安川神社のムクノキ
(やすかわじんじゃのむくのき)
名称の典拠 なし
樹種 ムクノキ
樹高 34m(注1)
目通り幹囲 6.3m(注1)
推定樹齢 300年以上(注1)
所在地の地名 兵庫県豊岡市百合地(ゆるじ)
〃 3次メッシュコード 5334−26−47
〃 緯度・経度 北緯35度32分25.4秒
東経134度50分49.6秒
豊岡市指定天然記念物(2007年3月26日指定)
撮影年月日 2010年10月16日
注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 近畿版」による
円山川右岸、コウノトリの郷公園の西麓に安川神社が鎮座している。ちょうど、この日は祭礼日。拝殿内では何かの行事が行われ、参道入口の近くでは、数人のグループが楽しそうに話していた。
社殿に向かって右手に、独立木のムクノキが立っている。
ご覧のように、板根の発達が著しい。
地上1.3mでは、板根の途中を測ることになり、上記のようなデータとなったわけだが、主幹そのものは、もう少し細い。
しかし、なんといっても、この木の魅力は、大きく広がった板根にあることは間違いない。
末広がりの曲線が濃い陰影を帯びて力強い。視線が梢に向かうことなく、根元ばかり気になってしまうのも仕方のないことだ。
かつては幹に蔓が巻き付いていたようだが、それも取り払われ、すっきりした感じ。
樹勢も良さそうで、まだまだ大きくなると思われる。 |
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