|
|
|
名称 清水寺の千年杉
(きよみずでらのせんねんすぎ)
名称の典拠 なし(注1)
樹種 スギ
樹高 35m(注2)
目通り幹囲 5.4m(注2)
推定樹齢 伝承900年(注3)
所在地の地名 島根県安来市清水町
〃 3次メッシュコード 5333−02−72
〃 緯度・経度 北緯35度24分07秒
東経133度16分55秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2016年4月1日
注1)境内案内図に「千年杉」とあったが、その名は各地にあるので、私のサイトでは寺号を冠して呼ばせてもらうことにした
注2)環境省巨樹データベース(2000年フォローアップ調査)による
注3)環境庁「日本の巨樹・巨木林 中国・四国版」による
山陰自動車道(安来道路)安来インターチェンジの南東約2.5km。清水山(172m)の中腹に、天台宗瑞光山清水寺(ずいこうざんきよみずでら)がある。
用明天皇2年(587)開創と伝え、開山は尊隆。承和14年(847)、円仁が唐留学の帰途、当寺に立ち寄ったことを機に天台宗寺院となったという。(案内板より)
多くの参詣者が訪れる大寺で、境内は約5万坪。明徳4年(1393)建立の本堂(根本堂)は国指定重要文化財。また、山陰では唯一という三重塔(宝塔)は島根県指定文化財。
横手から境内に入ることもできるが、私は主参道を下から歩くことにした。
最後の石段を登った先、本堂(根本堂)と護摩堂が並ぶ手前に、3本の大杉が立っている(左図)。
このうち、向かって左の1本がもっとも大きいようだ。これが「千年杉」なのだろうか。
帰りにもう一度「千年杉」が描かれた境内図で確認したところ、なんと!このスギは描かれていない。どうやら、「千年杉」は特定の1本を指すのではないようだ。確かに、境内にはこれらに次ぐ大きさのスギがあちらこちらに散在する。
仮にそうではあっても、件(くだん)のスギが境内一の大杉であることに違いはない。「千年杉」の代表になってもらうことにした。 |
|