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画像:安田不動堂の大けやき(幹と並ぶ)

画像:安田不動堂の大けやき
名称 安田不動堂の大けやき
    (やすだふどうどうのおおけやき)
名称の典拠 「とやま巨木探訪」(注1)
樹種 ケヤキ
樹高 20m(注2)
目通り幹囲 5.5m(注2)
推定樹齢 500年(注2)
所在地の地名 富山県富山市婦中町安田(注3)
 
〃 3次メッシュコード 5537−01−12
 
〃 緯度・経度 北緯36度41分09.4秒
           東経137度09分16.5秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2006年5月4日

注1)2005年6月に桂書房より刊行(泉治夫・内島宏和・林茂編)
注2)上記「とやま巨木探訪」による
注3)2005年4月1日、富山市に合併。旧行政区は婦負郡婦中町





 呉羽トンネルの東側出口、県道62号のすぐ北にあり、車窓からも上部の大枝がよく見える。
 トンネルの西側出口は「ファミリーパーク」。子供さんにせがまれて遊びに出かけた方も多いだろうと思われる。富山市周辺では、案外よく知られたケヤキなのかも知れない。
 が、私は、「とやま巨木探訪」で見るまでは、その存在を知らなかった。近くを通ったことは何度もあるのだけれど、偶々この道路を通ることはなかったのだった。
 ここには「朝日の滝」があり、ケヤキの根元には不動尊が安置されていたらしい。滝は、ケヤキに向かって右手の小さな沢にあったようだ。防災上の理由で改修されたものか、現在では木樋で導かれた水が細く落ちているだけ。これに打たれて身を清めるのだろうか。
 ケヤキの周辺は、小公園のように整備され、御堂も四阿もまだ新しい。案内板も平成18(2006)年3月に設置されたばかり。
 大ケヤキは、崖と水平面の境界部分から、ぬっと斜めに伸びている。失われた大枝も多いが、上部まで数本が残っていて、高みで樹冠を支えている。データ以上に迫力のあるケヤキである。
 かつてはもう1本あったようだが、台風で倒れ、今はこの1本のみ。
 是非、長生きしてもらいたいものだ。
 
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