ページタイトル:八名井神社のスギ 当サイトのシンボルマーク

画像:八名井神社のスギ(幹と並ぶ) 名称 八名井神社のスギ (やないじんじゃのすぎ)
名称の典拠 なし
樹種 スギ
樹高 34m(注1)
目通り幹囲 5.5m(注1)
推定樹齢 300年以上(注1)
所在地の地名 愛知県新城市八名井字宮ノ内
 〃 3次メッシュコード 5237−23−37
 〃 緯度・経度 北緯34度51分56.1秒
           東経137度27分37.7秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2021年3月30日

注1)環境省巨樹データベース(2000年フォローアップ調査)による





 豊川左岸、豊橋市との市境に聳える吉祥山(きちじょうさん、382m)北西麓の集落が八名井である。
 八名井神社は集落西部(地理院地図に神社マークあり)。表参道入口近くには「八名井神社前」バス停がある。バス停と鳥居の間には参詣者用駐車場(?)も。
 石鳥居を潜って奥に向かうと、大杉の姿が見えた。
 大杉は2本。1本は標記のスギ、もう1本は環境省巨樹データベースで幹囲4.2mとされているスギである。
 2本は社殿の右側(向かって左)、縦に並んで立っている。
 2本の扱いには差があって、手前の大きい方には注連縄が掛けられ、周囲を瑞垣で囲んでいる。小さい方には何もなし。
 大杉のすぐ手前に「天神社之碑」があった。
 碑の建立は明治35年(1902)。天神さんこと菅原道真公が没したのは延喜3年(903)年だから、没後千年にあたって建立されたもののようだ。
 もしも碑の位置が移動していないなら、この杉の下を選んで設置されたことになる。
 100年前にはもう既に境内を代表する大杉となっていたのだろうと思われる。
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