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名称 柳原小学校跡のヤナギ
(やなぎはらしょうがっこうあとのやなぎ)
名称の典拠 なし(注1)
樹種 シダレヤナギ
樹高 15m(注2) 今はもっとずっと低い
目通り幹囲 4.7m(注3)
推定樹齢 不明
所在地の地名 長野県飯山市旭(四ツ屋)
〃 3次メッシュコード 5538−22−48
〃 緯度・経度 北緯36度52分26.2秒
東経138度21分20.7秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2016年4月15日
注1)「日本の巨樹・巨木林」に「柳原小学校のヤナギ」とあるが、現在、小学校はなくなってしまった
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 甲信越・北陸版」による
注3)地表面から1.3mの高さにおける幹囲を実測
針湖池(はりこいけ)の南西約1.5km、県道409号(曽根藤ノ木線)のすぐ脇に立つヤナギ。
かつて、ここには柳原小学校があった。
どこからどこまでが校地だったのかよくわからないが、小学校というからには屋外グラウンドもあって、かなり広い面積を占めていたのだろう。
昭和62年(1987)、近隣の2校と統合されて泉台小学校が生まれ、柳原小学校はなくなった。今は敷地のごく一部が小公園となって残るのみ。
片隅に、校歌を刻んだ石碑があった。
校歌の3番は「柳のもとの蛙すらたゆまずうまぬ心もて高き梢に上るなり」で始まる。
花札の絵柄にも登場するほど有名な小野道風(おののとうふう)の柳に蛙の話を敢えて校歌に取り上げたのは、このヤナギの大木を、学校のシンボルととらえていたからだろうと思われる。
ずいぶん寂しい姿になってしまったが、ヤナギは今もまだしっかり生きている。 |
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