ページタイトル:山角のしだれ桜 当サイトのシンボルマーク

画像:山角のしだれ桜 名称 山角のしだれ桜 (やまずみのしだれざくら)
名称の典拠 「KINASA 信州 鬼無里」(注1)
樹種 エドヒガン
樹高 40m(注2) 実際はもっと低い(10m前後?)
目通り幹囲 3.7m(注2)
推定樹齢 300年以上(注2)
所在地の地名 長野県長野市鬼無里(きなさ)山角
 〃 3次メッシュコード 5538−00−52
 〃 緯度・経度 北緯36度42分59.1秒
           東経138度01分41.7秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2025年4月26日

注1)鬼無里観光振興会の公式ウェブサイト
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 甲信越・北陸版」による





 鬼無里から戸隠へ向かう県道36号(信濃信州新線)は、合併前の鬼無里村中心部で国道406号から分かれ、小川(おがわ)の谷を北上する。
 小川というと、文部省唱歌「春の小川」のような、里を流れる名も無い小さな流れが想像されるが、ここでいう小川は信濃川の末端の支流の一つで、延長は5560m。歴とした一級河川の河川名である。
 小川の谷を5km強の道のりを走った後、県道は一ノ坂集落で小川の谷を離れ、その後尾根に向かって登り始めるが、一ノ坂で県道と別れ、小川の谷をもう500mほど遡ったところに山角の観音堂がある。
 掲げられた「縁由」他によれば、本尊の聖観音は「日不見(ひみず)観音」と呼ばれ、寿永3年(1184)に近江国粟津で討たれた朝日将軍木曽義仲の四天王の一人今井四郎兼平の守護仏だといい、その後、兼平の後裔が当地に運び、御堂を建立して安置したと伝えられているようだ。(観音像は長野市指定文化財)
 標記の桜は観音堂のすぐ横。高い位置から道路を見おろすように立つ。
 訪ねた時はほぼ満開。青空を背景に美しかった。
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