ページタイトル:山蔵のイチイガシ 当サイトのシンボル

画像:山蔵のイチイガシ


画像:山蔵のイチイガシ(幹と並ぶ)
名称 山蔵のイチイガシ (やまぞうのいちいがし)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 イチイガシ
樹高 24m(注2)
目通り幹囲 8.2m(注2)
推定樹齢 300年以上(注2)
所在地の地名 大分県宇佐市安心院町山蔵(注3)
 〃 3次メッシュコード 5031−13−42
 〃 緯度・経度 北緯33度27分19.1秒
           東経131度24分31.1秒
大分県指定天然記念物(1955年5月27日指定)
撮影年月日 2010年3月22日

注1)安心院町教育委員会が設置(設置年月不詳)
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 九州・沖縄版」による
注3)2005年3月31日、宇佐市に合併。旧行政区は宇佐郡安心院町





 訪問時現在、環境省巨樹データベース上で、全国第7位とされるイチイガシ。樹勢を加味してよいものなら、もっと上位にランクしても良さそうな、強い印象を与えてくれたイチイガシである。

画像:山蔵のイチイガシ_2

 山蔵(やまぞう)は、津房川の支流山蔵川右岸。米神山(475m)の南東麓。山裾に沿って細長く伸びた集落の南縁を県道716号(佐田山香線)が走る。
 県道脇にイチイガシへの案内表示が出ていた。表示に従って進むと、イチイガシの位置はすぐわかったが、あいにく付近に駐車スペースがない。再び県道まで戻り、歩くことにした。(案内表示から少し西の県道脇に駐車スペースがある)
 イチイガシは、一軒のお宅の裏手に立っている。しかし、環境省データベースを見る限り、このお宅の所有というわけではなさそうだ。イチイガシまでの専用通路(?)もある。そうは言っても、イチイガシとは目と鼻の近さだ。周辺がきれいに保たれているのは、このお宅の方々が大切に扱って下さっているからだろう。
 案内板に、近年の台風で支柱が折れたので、危険防止のため、一部の枝を切除したとあった。支柱が折れただけなら、新しい支柱を作ればいいだけの話なのに…。詳細はどうだったのだろうか。
 現在、イチイガシは支柱無しで立っている。かつてはもっと大きな樹冠を戴いていたようだが、現在の樹形だってなかなかのものだ。
 イチイガシの名木と言っていいと思われる。
 
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