ページタイトル:山内のチシャノキ 当サイトのシンボルマーク

画像:山内のチシャノキ 名称 山内のチシャノキ (やまうちのちしゃのき)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 チシャノキ
樹高 10m(注2)
目通り幹囲 4.0m(注2)
推定樹齢 伝承600年(注2)
所在地の地名 福岡県八女市山内
 〃 3次メッシュコード 4930−64−68
 〃 緯度・経度 北緯33度13分21.1秒
           東経130度36分33.9秒
福岡県指定天然記念物(1958年10月29日指定)
撮影年月日 2017年4月3日

注1)2015年2月に八女市教育委員会が設置。天然記念物指定名称もこれに同じ
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 九州・沖縄版」による





 案内板によると、このチシャノキは素盞嗚神社の境内木ということだが、神社から50mほど離れた国道442号のすぐ脇、素盞嗚神社に至る小路の入口に立っている。
 地元では「宮チシャ」と呼ばれているという。
 今から約650年前の南北朝時代、後醍醐天皇の皇子懐良親王(かねながしんのう)が五条頼元(ごじょうよりもと)の導きで九州に入り、九州に南朝方の勢力圏を築く。その戦さに勝利した親王が菊池に凱旋する途次、この地で戦勝の宴を催した。その宮の陣屋跡に芽吹いたのがこのチシャノキだというのである。(これも案内板より)
 従って「宮チシャ」の「宮」は神社を表す「宮」ではなく、征西将軍宮と呼ばれた懐良親王を指している。
 さすがに「手植え」とまではされていないものの、この話はちょっと唐突の感を免れない。
 このチシャノキを伐らせたくなかった昔の誰かがひねり出した伝説だと思われるが、しかし、今日までその話が伝わっているところをみれば、周囲に住む多くの人々にも、このチシャノキへの愛着があったのだろうと思われる。
 中心部を失い、かなり草臥れた姿のチシャノキだが、樹勢は悪くなさそうだ。平成23年(2011)には、樹木医による治療も行われたようだ。
 いつまでも長生きしてもらいたいと思う。
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