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名称 山妻有のサクラ (やまつまりのさくら)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 エドヒガン
樹高 10m(注2)
目通り幹囲 6.2m(注2)
推定樹齢 300年以上(注2)
所在地の地名 群馬県沼田市利根町追貝(おっかい)(注3)
〃 3次メッシュコード 5539−01−37
〃 緯度・経度 北緯36度42分06.2秒
東経139度12分39.5秒
沼田市指定天然記念物(2007年2月2日指定)
撮影年月日 2010年4月25日
注1)2010年3月に沼田市教育委員会が設置したばかりの真新しい案内板
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 関東版(T)」による
注3)2005年2月13日、沼田市に合併。旧行政区は利根郡利根村
名勝吹割の滝(ふきわれのたき。1936年に「吹割渓ならびに吹割瀑」として国天然記念物指定を受けている)の東300mほどの集落内に咲くサクラ。大明神社の小さな社殿に寄り添うように立っている。
中心部を失って、今は数本の集合体だが、もとは確かに1本の大桜であったようだ。生命を維持し続けた枝に連なる部分だけが生き残り、ほかは朽ち果ててしまった。皮のような姿だった部分も、年を重ねるうちに周縁部が丸く肥大し、現在の姿となった。私にはそう思われる。
今も十分に美しいが、巨木ファンとしては、背が高い大木だった時代に会ってみたかった。
案内板によれば、「正平年間(1346〜70)に新田義宗の妻子が当地に滞在した形見の桜といわれている」そうである。 |
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