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名称 山下共有墓地の山桜
(やましたきょうゆうぼちのやまざくら)
名称の典拠 矢祭町公報を参考にした(注1)
樹種 ヤマザクラ
樹高 不明
目通り幹囲 6.2m(注2)
推定樹齢 不明
所在地の地名 福島県東白川郡矢祭町山下字山下
〃 3次メッシュコード 5540−23−13
〃 緯度・経度 北緯36度50分50.5秒
東経140度24分54.4秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2023年4月10日
注1)下記「桜巡り」による名称は「山下共有墓地のやま桜」と平仮名
注2)矢祭町公報2013年4月号の「桜巡り」による
支流の小田川(こたがわ)が本流の久慈川(くじがわ)に合流する地点の手前約1km。檜山(ひやま、510m)北東麓を走る道路近くに山下地区の共有墓地がある。
左図はその墓地に立つヤマザクラ。(訪問は花に間に合わず、葉桜だった)
地上1.5〜2mで数幹に分かれる樹形で、かつては大きな樹冠を戴いていたと思われる。
しかし、もはや全盛期を過ぎたことは明らかで、支幹の1本が倒れたまま横たわっていた。ほかにも幹や大枝が失われたとみられる痕跡がいくつかある。
残された部分についても、新芽を付けない枯損部が目立つ。徐々に滅びつつある姿だ。
これだけ大きな山桜を目にすることは滅多にないので残念なことではあるが、形あるものはいずれ崩れ去る。それが自然の摂理だ。
もしも「あの世」があるものならば、お墓に眠るこの地の人たちと、「あの世」で元気な姿に戻って再会できることを祈りたい。 |
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