名称　山郷神社のスダジイ 　　　　（やまさとじんじゃのすだじい） 名称の典拠　なし 樹種　スダジイ 樹高　不明 目通り幹囲　５ｍ（注1） 推定樹齢　不明 所在地の地名　鳥取県倉吉市関金町堀（陽中）（注2） 　〃　３次メッシュコード　５３３３−０５−３６ 　〃　緯度・経度　北緯３５度２１分５０秒 　　　　　　　　　　　東経１３３度４２分０２秒 天然記念物指定　なし 撮影年月日　２００９年４月１２日 注1）まったくの目分量 注2）２００５年３月２２日、倉吉市に合併。旧行政区は東伯郡関金町 　小鴨川左岸、陽中（ひななか）の山郷神社に、大杉を訪ねた。旧環境庁資料によれば、目通り５ｍを超える巨杉が２本あることになっている。 　しかし、訪ねるのがちょっと遅すぎたようだ。大きな切株があったのみ。 　お話を伺うと、３〜４年前に、頂部が枯れてきたため、伐採したとのこと。地上２０センチほどで伐られた株断面に空洞は見られない。よほど元気な大杉だったに違いない。 　大杉は残念だったが、境内林に目をやると、なんとスダジイ巨木があちらこちらに見える。大きくても５ｍ程度だが、目分量で４〜５ｍのスダジイが数本ある。 　写真は本殿背後の斜面に立つ個体。大きな空洞ができているが、痛々しくもある反面、一種の風格を纏っている。社叢中の巨木を代表して登場してもらった。 　不思議なことに、旧環境庁資料に、山郷神社のスダジイは１本も記載されていない。