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名称 山崎のイチョウ (やまさきのいちょう)
名称の典拠 なし
樹種 イチョウ
樹高 20m(注1)
目通り幹囲 5.5m(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 鹿児島県薩摩郡さつま町山崎(注2)
〃 3次メッシュコード 4730−63−34
〃 緯度・経度 北緯31度51分56.8秒
東経130度25分51.8秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2018年3月27日
注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 九州・沖縄版」による
注2)2005年3月22日、薩摩郡内3町が合併して「さつま町」誕生。旧行政区は薩摩郡宮之城町
国道267号と同328号が分岐する「山崎三文字」交差点の南約300m。国道328号の近く、山崎小学校の北側三叉路の脇に立つイチョウ。
明治に入る前、藩政時代には、山崎郷は島津藩の直轄地で、ここに地頭仮屋があった。
イチョウは、その時代に植えられたと思われる。
案内板(設置者名不詳)によると、山崎村の成立は寛永年間(1624〜44)と推測されているようだ。地頭屋敷が造られたのは村の成立後であろうから、仮屋のイチョウだったとすれば、樹齢は400年未満と思われる。
単幹のイチョウで、多くの太い大枝を広げている。
人通りの多い交差点近くに立ち、樹下を児童が通学することもあることを思えば、大枝の先端が切られているのも致し方あるまい。
年老いて、根元付近には空洞も出来ているようだが、姿は力強い。
ただ、幹に取り付いている蔓の類は取り除いてやったらどうだろうか。その方がイチョウの負担が小さくなるように思われる。 |
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