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名称 山長神社のムクノキ
(やまおさじんじゃのむくのき)
名称の典拠 なし
樹種 ムクノキ
樹高 15m(注1)
目通り幹囲 5.1m(注1)
推定樹齢 300年以上(注1)
所在地の地名 鳥取県倉吉市森
〃 3次メッシュコード 5333−05−58
〃 緯度・経度 北緯35度23分08.8秒
東経133度43分43.5秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2009年4月12日
注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 中国・四国版」による
1991年刊行の「日本の巨樹・巨木林」データでは、山長神社に6.1mと5.1mの、2本のムクノキがあることになっている。
しかし、現存するのは1本。参道石段を上ったところに立っている。幹囲を実測すると、5.1m。もう一方は枯死してしまったようだ。
ムクノキは落葉樹だから、上図に見える青々とした葉は、ムクノキのものではない。隣に立つアスナロ(?)の葉である。このムクノキも、あまり元気が良さそうには見えない。
失われたムクノキはどこに立っていたのだろう。
社殿の横に枯れているのが、それだろうか。鳥居を潜ってすぐ右手に大きな切株が見える(下図)のがそれだろうか。
少し前まで、境内林には、巨木が数本林立していたようだ。昭和61年(1986)には、倉吉市保存林第22号の指定を受けた。
かたちあるものは、いずれ滅びるとはわかっていても、これだけ次々に失われると、寂しい気持ちになることも確かである。 |
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