ページタイトル(山中の伊三郎ザクラ) サイトのシンボル

画像:山中の伊三郎ザクラ(幹と並ぶ)_1

画像:山中の伊三郎ザクラ(幹と並ぶ)_2
名称 山中の伊三郎ザクラ
    (やまなかのいさぶろうざくら)
名称の典拠 現地の樹名碑(注1)
樹種 エドヒガン
樹高 29m(注2)
目通り幹囲 3.8m+3.5m(注2)
推定樹齢 380年(注2)
所在地の地名 福島県二本松市西勝田字明堂(注3)
 
〃 3次メッシュコード 5640−24−41
 
〃 緯度・経度 北緯37度32分21.4秒
           東経140度30分56.9秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2007年4月15日

注1)平成12年(2000)3月30日に「福島県緑の文化財」指定を受けたのを契機に「いわしろ自然美術館」が設置した小さな石碑
注2)二本松市公式ホームページ内のサイト「いわしろの桜」による。
注3)2005年12月1日、二本松市に合併。旧行政区は安達郡岩代町





 明堂(みょうどう)集落のほぼ中央に立つサクラ。
 上記「いわしろの桜」では「2本木立」と表現されていたが、ご覧のように、根幹部はまったく1本の大木である。
 立地点は、片側の土が盛り上がっており、反対側は少し低い水平面となっている。もとは小さな塚の上に植えられたが、その後、何らかの事情で片側の土が削られたのだろうか(当否不明)。
 上図は水平面側から撮った写真。こちらの地表から1.3m上方の幹囲を測定すれば、かなり大きな数値になると思われる。上記サイトで「岩代町内で一番大きな桜と言われています」と紹介しているのも頷ける。
 高地面側でも、地上1.3mではまだ枝分かれしておらず、目分量で6mくらいはあるだろうか(地表の高低差が大きく、実測できなかった)。
 訪問時は、ほんの咲き始めで、艶姿には少し早すぎたのが残念。
 むかし、この地に伊三郎なる風流人がいて、日がな一日、桜の根方で琵琶の弾き語りを楽しんでいたらしい。それが名の由来だと、案内板に記されていた。
 
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