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名称 山本のハナノキ (やまもとのはなのき) 名称の典拠 現地の案内板(注1) 樹種 ハナノキ 樹高 23m(注2) 目通り幹囲 4.8m(注2) 推定樹齢 不明 所在地の地名 長野県飯田市山本 〃 3次メッシュコード 5337−16−81 〃 緯度・経度 北緯35度29分20.9秒 東経137度45分44.3秒 長野県指定天然記念物(1965年4月30日指定) 撮影年月日 2018年4月21日 注2)「信州の文化財検索」による 中央自動車道飯田ICと飯田山本ICの間に、二ツ山(773m)と三ツ山(746m)の2座が向かい合う場所があって、中央道はその間を抜ける。 左図のハナノキは、地図上で言うと、三ツ山山頂の西約800m。天竜川に向かう傾斜地上。 この辺りの道路が比較的整然と並ぶところを見ると、かつては畑地か樹林であったところに、宅地化が進んできたように思われる。 ハナノキは株立ちで、道路脇に立つ。 上記案内板によると、ハナノキは「湿地を好み、飯田市山本地区から阿智村にかけての湧水湿地(ハナノキ湿地)に自生してい」るとのこと。この個体も自生のハナノキらしい。 中新世(約2300万年前〜約500万年前)には、アジアからヨーロッパ、北米各地に広く分布していたようだが、今は日本と北米の一部のみに見られ、「生きている化石」といわれているとのこと。 「生きている化石」はイチョウやメタセコイアだけではなかったのだ。 |
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