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名称 山森阿蘇神社の樟 (やまもりあそじんじゃのくす) 名称の典拠 現地の案内板(注1) 樹種 クスノキ 樹高 258m(注2) 目通り幹囲 10.0m(注2) 推定樹齢 800年(注3) 所在地の地名 熊本県玉名郡和水町西吉地(注4) 〃 3次メッシュコード 4930−44−77 〃 緯度・経度 北緯33度04分06.1秒 東経130度35分44.9秒 熊本県指定天然記念物(1965年2月25日指定) 撮影年月日 2011年8月5日 注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 九州・沖縄版」による 注3)上記案内板による 注4)2006年3月1日、菊水町と三加和町が合併して和水町(なごみまち)誕生。旧行政区は玉名郡三加和町 和仁川右岸、山森集落に山森阿蘇神社がある。 祭神は阿蘇惟人命(あそのこれひとのみこと)。阿蘇神である健磐龍命(たけいわたつのみこと)の孫神とされる。 参道石段の途中に、このクスノキが立っている。斜面に立ち、根が漏斗状に発達しているものだから、測定の仕方によって幹囲の値はさまざまとなろう。上記10mは、昭和40年、天然記念物指定時の鑑定と言うが、のち環境庁が定めた測定要項に則れば、これほど大きくはなさそうだ。熊本県のWEBサイト「地域発 ふるさとの自然と文化」による6.5mが妥当なところかも知れない。 しかし、それはデータとしての値であって、石段を登る際には、根元付近のボリュームを目の当たりにする。データ以上の大きさを感じることも事実だ。 地域住民からはとても大切にされてきたようで、このクスノキに棲むという、地域の危機に現れて人々を守る白蛇の伝説についても、その気持ちの表れのように思われる。 |
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