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名称 山口神社のユズリハ (やまぐちじんじゃのゆずりは) 名称の典拠 「今日もおでかけ」ブログ 樹種 ユズリハ 樹高 16m(注1) 目通り幹囲 2.0m(注1) 推定樹齢 不明 所在地の地名 鳥取県西伯郡伯耆町福居(ふくい)(藤屋) 〃 3次メッシュコード 5233-73-62 〃 緯度・経度 北緯35度18分17.2秒 東経133度23分51.4秒 天然記念物指定 なし 撮影年月日 2024年9月5日 JR伯備線伯耆溝口(ほうきみぞぐち、注2)駅の南方、溝口(みぞくち)小学校のあたりで鬼守橋(きもりばし)を渡って日野川の対岸に移り、県道46号(日野溝口線)を南下。6kmほど走って「二部」交差点で右折、今度は県道35号(西伯根雨線)を西進。1.7kmほど走るとユズリハの山口神社が鎮座する藤屋集落である。(地理院地図に神社マークあり) 山口神社は県道から北に入る脇道沿い。県道からは100m弱。分岐点のすぐ先で県道の路肩が広くなっていて、駐車可能。そこから山口神社の鳥居がよく見える。 ユズリハが立つのは随身門の横。向かって左側。 幹囲2m、直径で70cmくらいというと大したことないじゃないかと思われるかも知れないが、ユズリハとしては大したことなのである。 宮誠而さんの「日本一の巨木図鑑」でユズリハ日本一とされている栃木県大田原市の成田山のユズリハは幹囲3.2mだが、これは破格の大きさで、私自身はこのほかに3mを超えるユズリハを知らない。 因みに、2024年現在、環境省巨樹データベースには4本のユズリハが載るのみで、上記「成田山のユズリハ」の他には2.2mが1本、あとの2本は1m台。 そのような状況下での幹囲2mである。しかもこの上なく樹勢が良く、境内の樹木中で最も大きな樹冠を戴いている。 実を言うと、気になる点が一つあって、葉の付き方や形は確かにユズリハを思わせるのだが、葉柄が緑色なのである。ユズリハの葉柄は赤みを帯びていると思い込んでいた私はモヤモヤを抱えたまま帰宅。 帰宅後に調べてみたら、葉柄が緑のものもあっておかしくないようだ。平凡社「日本の野生植物 木本Ⅰ」の説明も、葉柄の色についての言及はなし。 しかし、葉柄が緑のユズリハは比較的珍しいようで、このユズリハは、そういう意味でも貴重なのかも知れない。 注2)駅の所在地名は「みぞくち」と濁らないが、駅名は「ほうきみぞぐち」と濁る |
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