ページタイトル:上山口諏訪神社のスギ 当サイトのシンボルマーク

画像:上山口諏訪神社のスギ 名称 上山口諏訪神社のスギ
    (かみやまぐちすわじんじゃのすぎ)
名称の典拠 なし
樹種 スギ
樹高 35m(注1)
目通り幹囲 5.2m(注2)
推定樹齢 伝300年(注1)
所在地の地名 岐阜県中津川市山口(上山口)(注3)
 〃 3次メッシュコード 5337−24−73
 〃 緯度・経度 北緯35度33分47.7秒
           東経137度32分25.3秒
岐阜県指定天然記念物(2006年9月5日、「上山口の諏訪神社社叢」の名称で境内の樹木を一括指定)(注4)
撮影年月日 2024年6月20日

注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 甲信越・北陸版」による
注2)地表面から1.3mの高さで幹囲を実測
注3)2005年2月13日、中津川市に越県合併。旧行政区は長野県木曽郡山口村
注4)この社叢は1960年2月11日に長野県指定天然記念物となったが、山口村の越県合併と同時に指定解除され、この日、改めて岐阜県指定天然記念物となった





 国道19号から国道256号が分岐する交差点から、19号を名古屋方面に道なりに約800mほどのところに上山口の諏訪神社が鎮座する。
 実際は、距離を気にせずとも、神社のかなり手前から背の高い立派な森が目に入るので、神社を探し当てるのは容易だ。
 この森が県指定天然記念物の社叢である。
 サカキやアラカシなど暖地性の樹木が混じること、珍しいシダレエノキがあることが文化財(天然記念物)指定の理由のようだが、社叢内で目につく大きな木はほぼすべて針葉樹。
 左図が社叢中最大のスギ。環境省データ(1988年度報告値)では幹囲485cmとされている。それから35年以上を経て、私の計測値は525cm弱。
 いわゆるオモテスギのタイプで、特別な個性を感ずることはないが、それは人間側の勝手な言い分である。スギは外見に頓着せず、黙々と生長を続けるのみ。
 スギの方は、「ちょろちょろ動きまわってばかりいないで、もっとどっしり構えたらどうだい?」なんて思っているかも知れない。
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