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名称 国柱命神社のクスノキ
(くにはしらのみことじんじゃのくすのき)
名称の典拠 なし
樹種 クスノキ
樹高 25m(注1)
目通り幹囲 7.9m(注1)
樹種 300年以上(注1)
所在地の地名 静岡県賀茂郡松崎町岩科南側(山口)
〃 3次メッシュコード 5238−06−72
〃 緯度・経度 北緯34度44分07秒
東経138度46分39秒
松崎町指定天然記念物(「国柱命神社の樟樹群」として境内のクスノキ群を一括指定)
撮影年月日 2009年2月16日
注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 東海版」による
昔の岩科村は、岩科川を境に北側(ほくそく)、南側(なんそく)の2つに分かれた。
南側の山口に国柱命神社がある。
延喜式神名帳に載る那賀郡国柱命神社に比定される古社で、のち「岩科の宮」「伊勢神明宮」「神明宮」とも称したが、明治18年(1885)に現社名となった。
神社には、建久9年(1198)12月7日に書写された大般若経の残欠本が現存するらしい。確かに、古い昔から存在していた神社なのだ。
クスノキを主体とする境内林を有する。下図は、参道の鳥居付近から見た樹林の姿である。
一番太い個体は本殿の右横(向かって左)。すぐ近くに立ち、幹の一部は建物をかすめている。
上図に見えるロープは短い石段を登った所に立つ、背の高い別のクスノキを支えるためのもの。
しかし、写真ではわからないが、このクスノキの反対側には大きな空洞が開き、根の力も弱くなっている。
むしろ、このクスノキの方が先に倒れてしまいそうだ。こちらは支える必要がないのだろうか。 |
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