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名称 山口のカヤ (やまぐちのかや)
名称の典拠 なし(注1)
樹種 カヤ
樹高 10m(注2)
目通り幹囲 5.5m(注2)
推定樹齢 不明
所在地の地名 岐阜県中津川市山口(注3)
〃 3次メッシュコード 5337−24−64
〃 緯度・経度 北緯35度33分11.4秒
東経137度33分07.8秒
中津川市指定天然記念物(1989年11月30日指定)
撮影年月日 2014年3月16日
注1)天然記念物指定名称は単に「カヤ」。それでは他と区別できないので、私のサイトでは、所在地の地名を冠して呼ぶことにした
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 甲信越・北陸版」による
注3)2005年2月13日、岐阜県中津川市に合併。旧行政区は長野県木曽郡山口村
高土幾山(たかときやま、1037m)西斜面に広がる集落内、標高480m付近に立つカヤの木。すぐ横を道路が通っている。
このような立地条件では、道路側に伸びた枝は切られてしまうことも少なくないが、当地では鉄枠で大枝を支え、カヤとヒトとの共存を図っている。さらには、道路側に斜めに伸びた枝にトラ縞模様のゴム板を取り付け、誤って車をぶつけることのないよう念を入れるほど。大切にされているのだ。
もともと、このカヤは、上に伸びるよりも、横に伸びたがる性質を持っているらしい。一の枝(最も低い位置から出た支幹と表現した方がいいのかもしれない)などは、低地側にどんどん伸びて、枝先は根元よりずっと低い位置にある。(その枝も、別の鉄枠で支えられている)
この地の人たちの愛情に支えられ、カヤの樹勢も良好に思われる |
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