ページタイトル:山伏塚霊木 当サイトのシンボル

画像:山伏塚霊木 名称 山伏塚霊木 (やまぶしづかれいぼく)
名称の典拠 「日本の巨樹・巨木林」(注1)
樹種 ケヤキ
樹高 22m(注2)
目通り幹囲 5.2m(注2)
推定樹齢 不明
所在地の地名 島根県雲南市加茂町大竹(注3)
 〃 3次メッシュコード 5332−06−29
 〃 緯度・経度 北緯35度21分11秒
           東経132度52分00秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2011年8月23日

注1)1991年に旧環境庁が刊行
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 中国・四国版」による
注3)2004年11月1日、2つの郡にまたがる5町1村が合併して雲南市誕生。旧行政区は大原郡加茂町





 かつて山城があったという城平山の第二ピーク(311m)の東200mほどのところに、曹洞宗大嶽山光明寺がある。
 光明寺自体も結構な山中にあり、標高も220mほどあるが、今は自動車道が通じている。
 駐車場の近く、仁王門の手前、左手に山伏塚がある。
 案内板によると、大同2年(807)、当地を巡行した月桂上人がここに錫を留めた。山伏塚に立つケヤキは、月桂上人の墓だという。ここにキセルやタバコを供えて祈願すると、歯痛が治るという伝承もあるらしい。
 実はケヤキは、とうに死んでいて、案内板に描かれた図でも、枝葉は描かれていない。空洞の開いた幹だけが、トルソのように立っている。
 死んでしまった木を紹介するのもどうかと思ったが、案内板に倣って、掲載することにした。
 
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