ページタイトル:山・稲荷神社のウラジロガシ 当サイトのシンボルマーク

画像:山・稲荷神社のウラジロガシ(幹と並ぶ) 名称 山・稲荷神社のウラジロガシ
    (やま・いなりじんじゃのうらじろがし)
名称の典拠 現地の標柱(注1)
樹種 ウラジロガシ
樹高 15m(注2)
目通り幹囲 5.0m(注3)
推定樹齢 300年以上(注2)
所在地の地名 福井県敦賀市山
 〃 3次メッシュコード 5336−30−14
 〃 緯度・経度 北緯35度35分49.0秒
           東経136度02分56.6秒
敦賀市指定天然記念物(1989年3月10日指定)
撮影年月日 2020年11月14日

注1)敦賀市教育委員会が設置した石柱(設置年月不詳)。天然記念物指定名称もこれに同じ
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 甲信越・北陸版」による
注3)上記「日本の巨樹・巨木林」では幹囲450cmとなっているが、これは1988年以前の測定値である。地表面から1.3mの高さで実測したら、497cmになっていた





 敦賀市の北は敦賀湾、南は滋賀県との県境を成す山々である。
 従って、樹名の「山」集落へは、市街地から南へ、南へと向かうことになる。日本三大松原の一つとされる国指定名勝「気比(けひ)の松原」が広がる海岸からだと南に6.5kmほどのところに位置し、都市域最南端。ただし、地形的には山でなく、黒河川(くろこがわ)の谷口と言った方が当たっているが。
 神社は、「山のお稲荷さん」の語から想像するよりも大きい。そして、ウラジロガシもなかなかのもの。
 カシの巨木にはひどく傷んでいるものも多いが、このウラジロガシはまだ元気そうだ。嶺南地方随一のウラジロガシと称していいかも知れない。
 幹に細い注連縄をつけている。氏子さんたちから、神木として大切に扱われているのだろう。
 まだまだ大きくなることを期待したい。
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