名称　薬師如来堂のスギ　（やくしにょらいどうのすぎ） 名称の典拠　なし 樹種　スギ 樹高　２９ｍ（注1） 目通り幹囲　５．７ｍ（注1） 推定樹齢　３００年以上（注1） 所在地の地名　滋賀県長浜市田川町（注2） 　〃　３次メッシュコード　５３３６−１２−３２ 　〃　緯度・経度　北緯３５度２６分４６．６秒 　　　　　　　　　　　東経１３６度１７分０５．４秒 天然記念物指定　なし 撮影年月日　２００７年８月２１日 注1）環境庁「日本の巨樹・巨木林　近畿版」による 注2）２００６年２月１３日、長浜市に合併。旧行政区は東浅井郡浅井町 　織田信長に滅ぼされた浅井長政が拠った小谷城の峰から、南東に延びる尾根の先端に、薬師如来を安置する小さな御堂がある。田川集落を中心に考えれば、薬師如来堂は北西端にあたる。 　御堂の前の石段の左右に、スギとヒノキが１本ずつ立っている。 　向かって左はヒノキ。これは目通り３ｍほど。 　向かって右が、この大杉。注連縄が巻かれている。 　石段の方にかなり傾いている。過去に強風を受けて、東側の根が浮いてしまったのかもしれない。幹には縦に長い裂け目が見える。かつて落雷に遭ったのかもしれない。訪問時は静かに陽光を浴びていたが、ここまでの生涯は、必ずしも順風ばかりでなかったようだ。 　でも、過去の辛苦を乗り越えて、全体にこんもりと葉をつけている。 　樹勢は悪くなさそうだ。