|
|
|
名称 八木原天満神社のクスノキ
(やきはらてんまんじんじゃのくすのき)
名称の典拠 なし
樹種 クスノキ
樹高 20m(注1)
目通り幹囲 9.4m(注1)
推定樹齢 300年以上(注1)
所在地の地名 長崎県西海市西彼町八木原郷(注2)
〃 3次メッシュコード 4929−45−29
〃 緯度・経度 北緯33度01分14.1秒
東経129度44分09.7秒
西海市指定天然記念物(2000年2月10日、「八木原天満宮の社叢」の名称で境内林全体を一括指定)
撮影年月日 2015年3月30日
注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 九州・沖縄版」による
注2)2005年4月1日、西彼杵郡の5町が合併して西海市誕生。旧行政区は西彼杵郡西彼町(にしそのぎぐんせいひちょう)
海上空港である長崎空港がある大村湾と、外海に開く佐世保湾を結ぶのが、「針尾瀬戸」と呼ばれる狭い海峡である。最も狭いところでは、幅が170mほどしかない。
幅は狭くとも、潮の干満によって両湾を往き来する海水は、この海峡か、又は同様に幅の狭い「早岐瀬戸」を通過しなければならない。潮流は速く、渦潮を見ることも出来るそうである。
針尾瀬戸に架かるのが西海橋である。昭和30年(1955)竣工というから、海峡を跨ぐ橋としては、国内で最も古い方に属するのではないだろうか。
天満神社のある八木原郷は、その西海橋から国道206号を大村湾沿いに20kmほど南下したところ。(西海橋付近は、国道202号との重複区間)
クスノキは、社殿に向かって左側。自然石の石組みの上に少し土盛りしたような場所に立っている。
並び立つ2本の根がくっついたもので、全体として1株には見えないが、上記幹囲データは、2本分を合算したもの。従って、1本ずつ見れば、幹囲は5m程度ということになる。それらが共同で、一つの大きな樹冠を戴いている。
9m級の迫力には及ぶべくもないが、これだけ近接していると、それはそれなりに、やはり見事なものである。 |
|