ページタイトル:八岩華神社のクスノキ 当サイトのシンボル

画像:八岩華神社のクスノキ 名称 八岩華神社のクスノキ
    (やいわばなじんじゃのくすのき)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 クスノキ
樹高 27m(注2)
目通り幹囲 7.0m(注2)
推定樹齢 伝承400年(注2)
所在地の地名 広島県呉市仁方西神町
 〃 3次メッシュコード 5132−25−62
 〃 緯度・経度 北緯34度13分38.7秒
           東経132度39分00.8秒
呉市指定天然記念物(1965年10月1日指定)
撮影年月日 2017年3月26日

注1)呉市教育委員会が設置(設置年月不詳)。天然記念物指定名称もこれに同じ
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 中国・四国版」による





 JR呉線仁方(にがた)駅の北西約750m。家々が建て込む住宅地の一角に八岩華神社が鎮座する。
 八岩華神社とは珍しい社号だ。
 これについて境内に説明があった。
 もともとここは倉神社だったが、明治41年(1908)、一井迫にあった幡神社と中筋原にあった下田神社を合祀。その際にそれぞれの社号から一字ずつ取って八岩華神社と称することにしたようだ。
 クスノキは境内の西端。玉垣に囲まれて立っている。
 大きさも十分。姿もなかなか力強い。
 案内板によれば、八岩華神社の前身であった岩倉神社が川尻村から当地に遷座したのが永禄5年(1562)。江戸時代末期に編まれた「藝(芸)藩通史巻三」にそう記されているそうである。また、当地に伝わる話では、その当時すでにこのクスノキがあり、その兄弟木が宮島の厳島神社と鳥居建立のために奉納されたとのこと。
 伝承の真偽は不明ながら、これだけの体格を見せつけられると、納得できそうな気もする。
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