ページタイトル:八柱神社の樟 サイトのシンボル

画像:八柱神社の樟

画像:八柱神社の樟(幹と並ぶ)
名称 八柱神社の樟 (やはしらじんじゃのくす)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 クスノキ
樹高 21m(注2)
目通り幹囲 11.6m(注2)
推定樹齢 1000年(注3)
所在地の地名 愛知県豊田市畝部東町川端
 
〃 3次メッシュコード 5237−41−03
 
〃 緯度・経度 北緯35度00分18.4秒
           東経137度09分45.4秒
愛知県指定天然記念物(1956年5月18日指定)
撮影年月日 2008年2月10日

注1)豊田市教育委員会が設置(設置年月不詳)
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 東海版」による
注3)上記案内板による





 矢作川右岸、川端集落に八柱神社が鎮座している。矢作川の向こうは、もう岡崎市だ。
 八柱神社の祭神は天忍穂耳命(あめのおしほみみのみこと)はじめ八柱。多岐理毘売命(たぎりびめのみこと)など宗像3女神の名も見える。
 境内に設置された石造の由緒記によれば、白雉3年(652)、采女朝臣が勅によりこの地の郷長となり、始祖を祀って氏神となし、宇祢部大明神と称した。これが八柱神社の始まりだという。
 記述の通りだとすれば、当地の地名は采女(うねめ)→宇祢部(うねべ)→畝部(うねべ)と変遷してきたことになろう。
 さて、標記のクスノキだが、根元が大きく膨らんで、どこまでが根で、どこからが幹なのか、判然としない。上記目通りデータは、それについては判断せず、とにかく地上1.3mで周囲長を測定したものだと思われる。確かに、これだけのヴォリュームがあれば、根だの幹だのと、こだわることは無用に思えてくる。
 存在感十分の大クスノキである。
 
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