|
|||||
名称 矢高諏訪神社の殿様三本桜 (やだかすわじんじゃのとのさまさんぼんざくら) 名称の典拠 「信州いざない街道」中「飯伊地域の桜一覧表」 樹種 エドヒガン 樹高 不明 目通り幹囲 4m/3.5m/3m(注1) 推定樹齢 300年/300年/不明(注1) 所在地の地名 長野県飯田市鼎下山(かなえしもやま) 〃 3次メッシュコード 5337-16-96 〃 緯度・経度 北緯35度30分11.3秒 東経137度49分46.0秒 天然記念物指定 なし 撮影年月日 2022年4月6日 飯田藩主の居城である長姫城(おさひめじょう)の真南に諏訪神社が鎮座する。 両者の距離は1kmほど離れているが、松川の谷を挟んでいずれも高台にあるため、互いに良く見通せる。祭神が武運の神であることもあって、諏訪神社は歴代藩主から厚い崇敬を受けていたようだ。 上記「南信州鼎の桜」によれば、天保の初め頃(1830年代)に石段が完成した際、当時の藩主堀親寚(ほりちかしげ)が長姫城から眺めて、「たいそう立派にできたから桜を植えよ」と金一封を賜ったという話が伝わっているようだ。つまりこの桜は殿様が下さったとの伝説があるわけで、それが樹名の由来であろう。(その伝承が正しければ桜の樹齢は約200年ということになるわけだが…) エドヒガン巨樹は全部で3本あり、参道に向かって右手の1本が最も大きい。石段の高さで言うと10段目くらいのところ。 向かって左、20段目くらいに立つのが二番手。三番手はさらにそこから10段ほど上ったところ、二番手の後方に立っている。 いずれも若々しく,樹勢が良い。 雛壇のような石垣の上に立っている。 |
|||||