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名称 三島街道名代の桜 (みしまかいどうなだいのさくら) 名称の典拠 「名桜・古桜・一本桜」 樹種 エドヒガン 樹高 不明 目通り幹囲 3.9m(注1) 推定樹齢 290年(注1) 所在地の地名 福島県西白河郡矢吹町新町 〃 3次メッシュコード 5540−62−36 〃 緯度・経度 北緯37度11分50.1秒 東経140度19分19.6秒 天然記念物指定 なし 撮影年月日 2023年4月2日 東北本線矢吹駅のあたりをグーグルの航空写真で見ると、鉄道と現在の国道4号の間を並走する一本の道を挟んで家々が密に並ぶ様子を見ることが出来る。この道がかつての奥州街道である。 左図の桜が立つのは、奥州街道に面した旧家の裏手。 日曜の朝8時前の訪問だったが、お庭の奥で奥様が仕事をなさっている様子が見えたので、失礼を顧みず撮影許可をお願いすることにした。 私が首にカメラを提げているのを見て、奥様は一目で私の希望を了解、にこやかに許可して下さった。私に限らず、桜を撮影に来る人は結構多いようだ。 でも、表から訪ねる人は少ないようで、殆どの撮影者は裏から入ってきて、また黙って裏から出て行くようだ。私はそのルートを知らなかったので正面突破を試みたわけだが、おかげで快く撮影させていただくことが出来た。(桜に至る小道の途中に屈強なワンちゃんがいるので注意。奥様はご自分に近い大きさの犬をしっかり抱き留めて、私を通して下さった) 花はちょうど満開。朝日を浴びて十分に美しかった。 樹名の「名代」は「名高いこと、著名」の意(広辞苑による)。三島街道では名の知れた桜だということなのだろう。(上記「名桜・古桜・一本桜」をはじめ、いくつかのサイトでこの名前が用いられているので、その名を借用) この桜は環境省資料に登録されておらず、幹囲3.9mの出典も不明だが、傍らに立ったときの印象では、今では4.5m前後あるのではないかと思われた。 なかなかの大桜でもある。 |
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