ページタイトル(渡ヶ島諏訪神社のクスノキ) サイトのシンボル

画像:渡ヶ島諏訪神社のクスノキ(鳥居横のクス)
 鳥居に向かって右手のクスノキ

画像:渡ヶ島諏訪神社のクスノキ(社殿斜め前のクス)
 社殿に向かって右手前のクスノキ
名称 渡ヶ島諏訪神社のクスノキ
    (わたがしますわじんじゃのくすのき)
名称の典拠 なし
樹種 クスノキ
樹高 36m/46m(注1)
目通り幹囲 8.0m/7.5m(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 静岡県浜松市天竜区渡ヶ島
 
〃 3次メッシュコード 5237−26−34
 
〃 緯度・経度 北緯34度52分06.5秒
           東経137度48分05.6秒(注2)
浜松市指定天然記念物(1987年9月21日指定)(注3)
撮影年月日 2005年12月24日


注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 東海版」による。前者が鳥居横のクスノキ(と思われる)
注2)これは上図のクスノキの位置
注3)「渡ヶ島諏訪神社の社叢」として、境内林全体が指定された。指定を受けたのは天竜市時代だが、2005年7月1日の大合併後、指定は浜松市に受け継がれた





 天竜川右岸、渡ヶ島の諏訪神社にクスノキの巨木が2本立っている。いずれ劣らぬ体格だが、見た感じ、境内の入口、鳥居の横に立っている方が少し太いように思われる。
 写真を撮っていると、近くにお住まいの方が声をかけてこられた。この地に育ったというその方から、様々なお話を伺うことができた。
 もとは大クスがもう1本、拝殿の前にもあったが、切ってしまった。注連縄の掛かっている木は内側ががらんどうだが、今は中に入れぬよう塞いである。神社は地域の交流の場で、以前は投光器の下でバレーボールなどもやったものだ(そういえば、投光器がまだ残されているのが見える)。子供の遊び場にもなっていて、遊具もいくつかあるが、最近クスノキの大枝が落下したことがあって、他の場所に児童公園を移した(落下した大枝は、まだ境内に残っていた)。いま、神社の前は工場だが、昔は畑が広がっていて、サツマイモやらゴボウやら根菜類がよく穫れた。赤土の土壌がそれらの作物に適していたのでないか、等々。
 とてもよくわかった。
 殺風景な色の写真になってしまったが、それもそのはず、もう太陽が沈んだあとである。向かい側の工場からは、プレス機の音だろうか、規則的な音が聞こえていた。
 
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