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名称 ワラ口のコナラ (わらぐちのこなら)
名称の典拠 「日本の巨樹・巨木林」(注1)
樹種 コナラ
樹高 22m(注2)
目通り幹囲 5.9m(注2)
推定樹齢 不明
所在地の地名 山形県北村山郡大石田町大浦(ワラ口)
〃 3次メッシュコード 5740−72−65
〃 緯度・経度 北緯38度38分20.8秒
東経140度18分45.0秒
大石田町指定天然記念物(1981年4月10日指定)(注3)
撮影年月日 2015年5月26日
注1)1991年に旧環境庁が刊行
注2)その「日本の巨樹・巨木林 北海道・東北版」による
注3)枯死後、指定は解除されたと思われる
県道30号(大石田畑線)で大石田町から舟形町に向かうとき、町境の峠の手前、大石田側の最後の集落がワラ口(わらぐち)である。
もとは「藁口」と書いたようだが、「藁」の文字を知らない人が増えたのだろうか。今は「ワラ口」とカタカナで書くのが正式なようだ。
集落のなかほどから西に入る未舗装路がある。今はほとんど使われることがないようで、私が訪ねた時には、かなり荒れていた。(歩くには十分)
この道に入ってすぐ、右手にこのコナラが立っていた。(国土地理院の2万5千分の一地形図には、そこに神社マークがあるが、山形県神社庁の神社一覧表に該当しそうな神社名は見あたらない)
残念ながら、枯死した後だった。ナラ枯れ病の猛威に屈したとのこと。
葉を1枚もつけていない。しかし、伐採もせず、そのままにしてあるのは、まだこの木への愛着が捨てきれないからだろうか。
生きていれば、山形県第一とされるコナラである。(2015年5月現在、環境省巨樹データベースによる) |
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