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名称 わに塚のサクラ (わにづかのさくら)
名称の典拠 現地の標柱(注1)
樹種 エドヒガン
樹高 17m(注2)
目通り幹囲 3.6m(注2)
推定樹齢 320年(注3)
所在地の地名 山梨県韮崎市神山町武田
〃 3次メッシュコード 5338−43−44
〃 緯度・経度 北緯35度42分29.8秒
東経138度25分33.0秒
韮崎市指定天然記念物(1989年1月19日指定)
撮影年月日 2017年4月14日
注1)韮崎市教育委員会が設置。天然記念物指定名称もこれに同じ
注2)環境省巨樹データベースによる(1988年調査値とされているが、1991年刊行の「日本の巨樹・巨木林 甲信越・北陸版」には載っていない)
注3)韮崎市観光協会が設置した案内板による
釜無川(かまなしがわ)右岸、JR中央本線韮崎駅の西方約2.3km。東に向かって緩く傾斜する耕作地の中に立つサクラ。武田八幡宮からは北東に700mほど。
「わに塚」と呼ばれる塚の上に立っている。
韮崎市が設置した案内板によると、「わに」の由来については2説(?)あるようだ。
一つは、「鰐塚」。「甲斐国志」に「塚の形神前にかかる鰐口に似たり。後の人囚(因の誤り?)りて名付けたるか。古墳なることを知りぬべし」とあるのだとか。
もう一つは、「王仁塚」。当地に伝わる口碑に、日本武尊の子武田王が没してこの地に葬られ、王仁塚と呼ばれるようになったという説。
いずれにしろ、今は塚よりも、サクラの方がずっと有名である。
やや花色の濃いサクラであること。塚の上に立って、青空のみを背景に見ることが出来ること(遠くの山並みを背景にするのも捨てがたいが)。折損枝が少なく、樹姿が美しいこと等、有名になるだけの理由はあると思われる。
県道12号(韮崎南アルプス中央線)沿いにサクラ見学者のための大きな駐車場があり、また、開花期には、武田八幡宮の近くに臨時駐車場もできるけれども、満開の週末などは、満車になるのではあるまいか。 |
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