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画像:脇谷の栃の木

画像:脇谷の栃の木(遠景)
名称 脇谷の栃の木 (わきだにのとちのき)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 トチノキ
樹高 25m(注2)
目通り幹囲 11.9m(注2)
推定樹齢 伝承1000年(注2)
所在地の地名 富山県南砺市利賀村栗当(くりとう)脇谷(注3)
 〃 3次メッシュコード 5437−60−32
 〃 緯度・経度 北緯36度32分03.9秒
           東経137度01分32.6秒
国指定天然記念物(1926年10月20日指定)
撮影年月日 2003年5月17日

注1)利賀村教育委員会が設置(設置年月不詳)。ただし1995年に講談社から刊行された「日本の天然記念物」では「脇谷のトチノキ」とカタカナ。国指定名称の他の例からみて、天然記念物の正式名としてはカタカナの方が正解だと思うが、現地の表記を優先した
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 甲信越・北陸版」による
注3)平成16年(2004)11月1日、8町村が合併して南砺市誕生。旧行政区は東礪波郡利賀村





 国道471号脇の傾斜地に立っている。
 上記のデータにあるように、トチノキとしては全国有数の巨木だったが、現在はごらんのような姿。とても幹回り10mには満たない。
 案内板によれば、昭和56年(1981)の豪雪で西側の枝が折れ、さらに同63年(1988)、谷に伸びた枝も落ちてしまった。
 以前は地上6mほどまで1本で立ち上がり、そこから2本の幹に分かれていたようだ。この2本の幹は毎年交互に花をつけた。両方が同時に花をつけると不吉なことが起きるとされていた。昭和56年や63年はどうだったのだろうか。
 訪れたのはちょうど花期。探してみると、ところどころに花をつけている。でも、若い元気な個体に比べると、ごく疎らだ。
 幹が1本になってしまった現在だが、今でも花は1年おきに咲くのだろうか。
 
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