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突き当たりが宇波西神社 |
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名称 宇波西神社の大スギ
(うわせじんじゃのおおすぎ)
名称の典拠 現地の標柱(注1)
樹種 スギ
樹高 25m(注2)
目通り幹囲 5.0m(注2)
推定樹齢 300年以上(注2)
所在地の地名 福井県三方上中郡若狭町気山(注3)
〃 3次メッシュコード 5335−37−02
〃 緯度・経度 北緯35度35分13.2秒
東経135度54分22.1秒
若狭町指定天然記念物(1992年10月14日指定)(注4)
撮影年月日 2012年5月19日
注1)旧三方町教育委員会が設置(設置年月不詳)
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 甲信越・北陸版」による
注3)2005年3月31日、郡の異なる2つの町が合併して、新しい郡、新しい町(若狭町)ができた。旧行政区は三方郡三方町
注4)若狭町公式WEBページによる(標柱では1992年10月12日指定とされている)
JR小浜線気山駅の北西400mほどの山裾に宇波西神社(うわせじんじゃ)が鎮座している。
延喜式神名帳に載る古社で、祭神は■(「盧」の右に「鳥」と書く漢字)■(「茲」の右に「鳥」と書く漢字)草葺不合尊(うがやふきあえずのみこと)。神社が設置した案内板によれば、北陸きっての名社で、北陸道7国352座の式内社のうち、朝廷から年3回の幣帛(へいはく)を奉られたのは、唯一この神社だけだったという。
中世には上瀬宮や於瀬宮と称するようになったようだが、その後、古称に戻った。
現在でも厚い信仰を集めているようで、立派な参道の両脇を真新しい石灯籠が飾っている。
その参道を進むと、正面の高台、社殿のすぐ右(向かって左)に大スギが見えてくる。
主幹を途中で失い、その辺りの大枝が支幹化して、一風変わった姿をしている。
太さはまだ物足りないものの、樹勢は良さそうだ。
まだ大きくなることと思われる。 |
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