|
|||||
名称 上岡のエドヒガン (うわおかのえどひがん) 名称の典拠 「名桜・古桜・一本桜」 樹種 エドヒガン 樹高 27m(注1) 目通り幹囲 3.2m(注1) 推定樹齢 300年(注1) 所在地の地名 茨城県久慈郡大子町上岡(うわおか) 〃 3次メッシュコード 5540−12−36 〃 緯度・経度 北緯36度46分50.4秒 東経140度19分26.0秒 天然記念物指定 なし 撮影年月日 2020年4月4日 大子町中心部から国道461号を押川(おしがわ)に沿って栃木県方面に向かう。 市街地を過ぎるとほどなく2系統の高圧送電線の下を続けて通るが、左図の桜は一つ目と二つ目の送電線の間、右手の斜面に立つ。車窓からも姿が見える。(脇見運転注意) 樹種はエドヒガン。アズマヒガンとかウバヒガンの別称もある。また単にヒガンザクラと呼ばれることもあるが、牧野富太郎博士は「これをヒガンザクラというのは誤りである」(牧野新日本植物図鑑)と書いている。 ソメイヨシノに似た花を付けるが、それもそのはず、ハイブリッドであるソメイヨシノの片親はエドヒガンだとのこと(一つ一つの花はソメイヨシノよりやや小振りなことが多い)。 ソメイヨシノのように短命ではないようで、各地で見かけるサクラ巨木の大半はエドヒガンである。 個体差も少なくないようだ。上岡のサクラは、平均的なエドヒガンよりも花色が濃い。樹齢も若そうで、元気いっぱい、艶やかな姿を見せてくれる。 お墓の近くに立っている。 お墓に眠るご先祖様も、満開の姿を喜んでおられるのではないだろうか。 |
|||||