ページタイトル:うつろ椎 当サイトのシンボルマーク

画像:うつろ椎 名称 うつろ椎 (うつろじい)
名称の典拠 現地の標柱(注1)
樹種 ツブラジイ(注2)
樹高 13m(注2)
目通り幹囲 5.4m(注2)
推定樹齢 300年以上(注2)
所在地の地名 鳥取県八頭郡八頭町才代(さいたい)(注3)
 〃 3次メッシュコード 5334−02−35
 〃 緯度・経度 北緯35度21分44.9秒
           東経134度19分17.8秒
八頭町指定天然記念物(1980年4月11日指定)
撮影年月日 2020年10月20日

注1)設置者名の確認を忘れてしまったが、標柱の形式から見て八頭町教育委員会が設置したと思われる。なお、天然記念物指定名称もこれに同じ
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 中国・四国版」による
注3)2005年3月31日、八頭郡内の3町が合併して八頭町誕生。旧行政区は八頭郡八東町





 若桜(わかさ)鉄道八東(はっとう)駅から東(やや南より)に約450m。町並みを貫く県道153号(才代船岡線)沿いに立つシイ古木。案内板によると樹種はツブラジイらしい。
 今の様子からかつての姿を想像すると、根元付近で分岐した2本の大きな支幹が、道路の向こう側まですっぽり覆うような大きな樹冠を支えていたのではないか。
 この道を往来する人々にとってのランドマークだったと思われる。
 その後、自動車の時代になり、シイも弱ってきたのか、今は、道路側に突き出た部分がすっかり整理されて、寂しい姿である。
 でも、生気を失ったわけではない。新しく伸びた若い枝は元気が良さそうだ。現在はシイ自身による若返り作戦の進行中。
 ところで、「うつろ椎」の名前だが、由来は何だろうか。幹の内部が虚ろ(うつろ)になってきたからだろうか?
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