ページタイトル:臼坂のカゴノキ 当サイトのシンボル

画像:臼坂のカゴノキ 名称 臼坂のカゴノキ (うすざかのかごのき)
名称の典拠 天然記念物指定名称
樹種 カゴノキ
樹高 12m(注1)
目通り幹囲 6.7m(注1)
推定樹齢 400年(注2)
所在地の地名 愛媛県西条市丹原町臼坂(注3)
 〃 3次メッシュコード 5032−67−09
 〃 緯度・経度 北緯33度50分37.2秒
           東経132度59分08.0秒
西条市指定天然記念物(1986年3月28日指定)
撮影年月日 2013年5月19日

注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 中国・四国版」による
注2)現地の案内板による(2006年10月に西条市教育委員会が設置)
注3)2004年11月1日、旧西条市を含む2市2町が合併して新「西条市」誕生。旧行政区は周桑郡丹原町





 国道11号の、西条市と東温市の間の峠道区間は、「桜三里(さくらさんり)」と呼ばれる。その名の通り、国道沿いにはサクラが多く、春になると、通行者の目を楽しませてくれる。
 平成6年(1994)、中山川を挟んで、国道の対岸に松山自動車道ができた。その臼坂トンネルのすぐ南、桜樹橋をくぐって成(なる)集落と国道を結ぶ道がある。カゴノキが立つ柳曽(やなぎそ)集落は、この道の東、少し高い位置にある。
 株立ちのカゴノキである。古い幹と新しい幹が混在し、みな元気が良さそうだ。
 幹の下部ではいくつもの石を巻き込んでいる。小さな祠もある。石を積んで壇を作り、そこに(家の?)神様を祀ってあったのだと思われる。今は、カゴノキが乗っ取ってしまった。
 案内板によると、カゴノキには人の手を一切加えず、神木のように大切に扱われているそうである。
 
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