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名称 臼内切のカツラ (うすねぎりのかつら)
名称の典拠 現地の樹名柱(注1)
樹種 カツラ
樹高 10m(注2)
目通り幹囲 9.0m(注2)
推定樹齢 不明
所在地の地名 熊本県阿蘇郡南小国町満願寺
〃 3次メッシュコード 4931−41−70
〃 緯度・経度 北緯33度03分53秒
東経131度07分24秒(注3)
南小国町指定天然記念物(1988年10月13日指定)
撮影年月日 2015年3月18日
注1)南小国町教育委員会が設置(設置年月不詳)。天然記念物指定名称もこれに同じ
注2)環境省巨樹データベース(2011年調査)による
注3)位置の精度にあまり自信なし
雨の中、大字満願寺の黒原集落から北に向かう。(分岐点に案内表示あり)
峠を一つ越えて谷まで降り、道路右手の最初の家の手前にある小道を、ここからは徒歩で、沢沿いに東進した先に立っている。(ここの案内表示は倒れていて、見つけるのに手間取った)
という予定だったのだが、小道に孟宗竹がたくさん倒れ込み、行く手を塞いでいた。1本や2本なら、跨ぐなり潜るなり、あるいは脇へ寄せるなりして先へ進むのだが、とにかく一人の力で処理できるような数ではなかった。
仕方が無いので、本来のこのルートを諦め、今度は対岸を畔道経由で沢奥に進むことにした。これが正解で、なんとかカツラに会うことが出来たが、最後はコウモリ傘片手の藪こぎとなり、結構大変だった。(幸い、この季節には水が涸れていて、ゴム長を履いていたこともあり、帰りは途中まで沢の中央を歩いて戻った)
個人所有のカツラのようだが、周囲には細い注連縄で結界が張ってあった。家族の守り神として大切にされているのだろう。
熊本県内で一番の大カツラである。(2015年3月現在、環境省巨樹データベースによる) |
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