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3号木(目通り2.5m) |
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注1)1979年3月に川崎村教育委員会が設置
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 北海道・東北版」による。これは3本のうちの1号木のデータ。他の2本は目通り3m未満
注3)上記案内板による
注4)2005年9月20日、一関市に合併。旧行政区は東磐井郡川崎村
注5)これは、3本のうち最大のマツの位置(※)
旧川崎村薄衣から三島山(346m)の北を通って旧千厩町磐清水に抜ける道の脇に、まるで庭木として育てたような赤松が3本立っている。
人の手が入ってこのような樹形になったわけではないらしい。これが珍しいということで、天然記念物に指定された。従って、指定はこれら3本のみではなく、周囲に自生する7本の幼松をも含めたものである。
この松には「見越しの松」の異名もある。
むかし、藩主伊達公が、いたく気に入り、青葉城内に移植することを望んだことがあった。が、移植が困難なことを承知していた家老が、「如何に名木といえども、一介の路傍の木に過ぎぬ。御館にはそぐわない」と進言して、諦めさせたという話も伝えられている。(以上、案内板を参考)
強い西日のなかの訪問で、風情のない写真になってしまったが、笠マツそのものは素晴らしいものであった。
※3本のうち最大のマツ(「1号木」)は、枯死したため、2014年7月に伐採された。(2016.12.11追記) |
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