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名称 臼坂のトチノキ (うっさかのとちのき)
名称の典拠 天然記念物指定名称
樹種 トチノキ
樹高 35m(注1)
目通り幹囲 7.0m(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 岐阜県飛騨市河合町角川(注2)
〃 3次メッシュコード 5437−31−80
〃 緯度・経度 北緯36度19分16秒
東経137度07分23秒
岐阜県指定天然記念物(1976年9月3日指定)
撮影年月日 2011年11月13日
注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 東海版」による
注3)2004年2月1日、吉城郡内4町村が合併して飛騨市誕生。旧行政区は吉城郡河合村
旧河合村中心部、河合小学校近くから宮川左岸の斜面中腹を通って旧宮川村森安に至る道がある。
その道の中間付近、標高630mあたりに臼坂集落があった。2011年11月現在、国土地理院の2万5千分の一地形図には建造物の印も描かれているが、もう家は1軒もない。
小さな観音堂のみが残されている。しかし、道路から見えず、そこに至る道も草で覆われているため、かつてここに集落があったことを想像するのは難しくなりつつある。
参道入口近くの路傍に駐車スペースがあるので、そこに車を駐めた。観音堂までは、ほんの数十メートル。スギがかたまって立っているところが観音堂だ。
大トチノキは、観音堂の横の小さな谷(訪問時、水は流れていなかった)の対岸。この時期、落葉樹は葉を落とし、下草は枯れて、歩くには都合が良い。
トチノキもすっかり落葉していた。裸になった多数の枝を上空高くまで伸ばしている。樹勢も良さそうで、見る者を快い気持ちにさせてくれるトチノキだ。
付近を歩き回り、さまざまな視点で眺めを楽しんでから車に戻ったら、ズボンの裾に、ヌスビトハギの実がどっさりついていた。 |
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