ページタイトル:熊野神社の大クスノキ サイトのシンボル

画像:熊野神社の大クスノキ(幹と並ぶ)


画像:熊野神社の大クスノキ(遠景)
 離れた所からも大きな樹冠が見える
名称 熊野神社の大クスノキ
    (くまのじんじゃのおおくすのき)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 クスノキ
樹高 50m(注2)
目通り幹囲 8.5m(注2)
推定樹齢 400年以上(注3)
所在地の地名 静岡県島田市牛尾(注4)
 
〃 3次メッシュコード 5238−21−10
 
〃 緯度・経度 北緯34度51分07.4秒
           東経138度07分44.3秒
島田市指定天然記念物(2001年3月26日指定)
撮影年月日 2006年12月24日

注1)島田市教育委員会が設置
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 東海版」による
注3)上記案内板による
注4)2005年5月5日、島田市に合併。旧行政区は榛原郡金谷町





 国道1号線新大井川橋の北2kmほど、大井川に面して小さな台地がある。面積は約0.3平方km。河床からは30mほどしか高くないが、独立した小島のような高台である。
 台地上は、一面の茶畑。機械で刈り込まれた緑の半円柱が、幾何学的な模様を描いて横たわっている。霜害を防ぐための装置だろうか、上部に扇風機をつけた柱がたくさん設置され、プロペラが自然の風を受けてランダムに回転している。
 畑の姿もずいぶん様変わりした。まるで生産工場のようになった。「夏も近づく八十八夜」で始まる文部省唱歌に、「あれに見えるは茶摘ぢゃないか。あかねだすきに菅の笠」と歌われた風景も、今は昔となった。
 その台地の南端に熊野神社が鎮座している。
 境内のクスノキがこれ。太い主幹が高みに達して、多くの横枝を広げている。背も高く、その樹冠は離れた場所からもよく見える。
 樹勢も良く、樹肌も若々しい。まだまだ大きくなりそうである。
 
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