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名称 漆原のくまの水木
(うるしばらのくまのみずき)
名称の典拠 天然記念物指定名称
樹種 クマノミズキ
樹高 不明 (低い)
目通り幹囲 2.2m(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 長野県千曲市新山(あらやま)漆原(注2)
〃 3次メッシュコード 5438−51−41
〃 緯度・経度 北緯36度27分20.4秒
東経138度08分05.6秒
千曲市指定天然記念物(1987年1月27日指定)
撮影年月日 2016年8月7日
注1)千曲市公式ウエブサイトの文化財解説書(PDFファイル)による
注2)2003年9月1日、1市2町が合併して千曲市誕生。旧行政区は更級郡上山田町
千曲市、上田市、筑北村の境界線が重なる大林山(おおばやしやま、1333m)から北東に伸びる稜線の先端に、上山田小学校がある。標記のクマノミズキに会うには、上山田小学校の西から、この尾根の西麓を八頭山(はっとうさん、1204m)に向かって進めばよい。
クマノミズキは、この道路沿い。道の左側、最後の家の先に、道路から少し離れて立っている。ただし、案内板等がないので、見つけにくいかも知れない。(注意して見ると、道路から左図の石祠がちらっと見える。脇見運転注意)
クマノミズキには初見参である。
北信濃では力強い姿の大杉をしばしば熊野杉と呼ぶ。クマノミズキもその類いの呼称なのだろうと思っていたが、調べてみたら、ミズキとクマノミズキとは分類学的に別種であった。(恥ずかしながら、私の知識レベルはこんな程度である)
環境省巨樹データベースには、奈良県上北山村に353cm、石川県七尾市に250cmと、2本のクマノミズキが登録されている。と言うか、2本しか登録されていない(2016年8月現在)。巨木になることは滅多にない樹種のようだ。
この個体は223cm。杉やケヤキに比べれば見劣りするのは致し方ないが、当地方におけるクマノミズキたちの代表格の巨木なのである。 |
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