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名称 宇留地神社のアベマキ (うるちじんじゃのあべまき) 名称の典拠 なし 樹種 アベマキ 樹高 33m(注1) 目通り幹囲 4.3m(注1) 推定樹齢 不明 所在地の地名 石川県鳳珠郡穴水町宇留地(うるち) 〃 3次メッシュコード 5536−67−71 〃 緯度・経度 北緯37度14分01.7秒 東経136度53分07.5秒 穴水町指定天然記念物(1988年2月19日指定) 撮影年月日 2018年5月20日 のと鉄道のターミナル駅である穴水駅の西約2km。「のと里山海道」の西に、山王川(さんのうがわ)が作った周囲3kmほどの盆地があり、そこに宇留地集落がある。 アベマキが立つ宇留地神社は盆地の北側山裾。南側の集落との間には水田が広がる。 鳥居の周辺は丈の低い草地になっていて、私が訪ねた時は、ちょうどニワゼキショウやブタナが花盛りだった。 石川県神社庁の神社紹介サイトによれば、主祭神は瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)と加具土神(かぐつちのかみ)の2柱。ただし、明治時代(1868〜1912)に八幡神社や白山神社等を合祀したようなので、かつてはもっと祭神数が多かったのかも知れない。 毎年6月に虫送り(ウンカ祭り)が行われることでも知られているようだ。上記の草地に集まった子供たちが、日没後、太鼓と流し幡を先頭に、大人たちが用意した松明(たいまつ)を持って、「ウンカ、ウンカ、デテイケー ドロムシャ、マイマイセー」とかけ声を掛けつつ畦道を歩く。そんな行事らしい。(穴水町移住情報サイト「住まんかいね。穴水」による) 社殿に向かって右側、針葉樹の人工林の端に、大きなアベマキが立つ。 枝が一方に偏っているのは、針葉樹側の暗さを嫌ったためと思われる。健康そうな葉をたくさんつけている。 幹には注連縄。神木として大切にされているように思われる。 |
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