ページタイトル:若宮神社のタブノキ ロゴ:人里の巨木たち

画像:若宮社のタブノキ(幹と並ぶ) 名称 若宮神社のタブノキ
    (わかみやじんじゃのたぶのき)
名称の典拠 なし
樹種 タブノキ
樹高 15m(注1)
目通り幹囲 6.9m(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 島根県大田市川合町川合(瓜坂)
 〃 3次メッシュコード 5232−54−82
 〃 緯度・経度 北緯35度09分27.4秒
           東経132度31分59.9秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2016年3月30日

注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 中国・四国版」による





 静間川(しずまがわ)と忍原川(おしはらがわ)が合流するところが川合町川合である。
 そこに石見国一宮、物部神社(もののべじんじゃ)が鎮座する。主祭神は宇摩志麻遅命(うましまじのみこと)。物部氏の祖神だ。
 物部神社から静間川を上流側に約1.7km。対岸の山裾に境外末社の郷原若宮神社がある。宇摩志麻遅命の長男である味饒田命(うましにぎたのみこと)を祭神とするらしい。家々から少し離れたところに、ひっそりと鎮座している。
 社殿の背後に立つタブノキが大きい。
 周囲に低く石が積まれ、タブノキが立つ場所は、社殿平面より一段高い。手前には2本のサカキが植えられて、その間に注連縄が渡してある。いわば鳥居杉ならぬ鳥居榊である。タブノキそのものが神聖視されていたのか、それとも、他の何かがここにあったのか。
 タブノキとサカキの距離が近いために、上部では両者の幹が接触している。
 タブノキがサカキを取り込もうとしている様子にも見えた。
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