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名称 浦山のムクノキ (うらやまのむくのき)
名称の典拠 なし
樹種 ムクノキ
樹高 15m(注1)
目通り幹囲 5.8m(注1)
推定樹齢 200〜299年(注1)
所在地の地名 大分県中津市耶馬溪町大野(浦山)(注2)
〃 3次メッシュコード 5031−10−76
〃 緯度・経度 北緯33度28分42.2秒
東経131度04分46.5秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2015年3月17日
注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 九州・沖縄版」による
注2)2005年3月1日、中津市に合併。旧行政区は下毛郡耶馬渓町
中津市中心部から国道212号(日田往還)を山国川(やまくにがわ)沿いに南下。「青の洞門」を過ぎ、県立中津南高等学校耶馬渓校を過ぎてから、県道2号(豊前耶馬溪線)に入る。
国道との分岐から4km強。津民小学校を右下に見て間もなく、県道脇にこのムクノキが立っていた。
まるで、立ち上がった玩具(おもちゃ)の熊を象(かたど)ったトピアリーのような姿だ。
しかし、これは人工物ではなく、ムクノキに巻き付いた常緑のキヅタの類が作った自然の造形である。(3月のムクノキ自体は葉をつけていない)
このツタが幹をしっかり覆い、樹肌を隠していて、ムクノキの様子がよく分からない。ただ、枝振りを見る限りでは、樹勢は悪くなさそうだ。
ムクノキは注連縄をつけている。神の依代とされているのだろうか。
すぐ横には、お墓と思しき石塔もある。刻まれた文字が薄れて、はっきりとは読めず、お墓にしては奇妙な位置にあるようにも思うが、水仙が供花のように植えられているので、多分お墓なのだろう。
県道2号を走る時に、必ず目にするムクノキである。 |
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