ページタイトル:雲龍寺のイロハモミジ 当サイトのシンボルマーク

画像:雲龍寺のイロハモミジ 名称 雲龍寺のイロハモミジ
    (うんりゅうじのいろはもみじ)
名称の典拠 なし
樹種 イロハモミジ
樹高 18m(注1)
目通り幹囲 4.6m(注2) これは根回り
推定樹齢 300年以上(注1)
所在地の地名 埼玉県秩父郡小鹿野町伊豆沢
 〃 3次メッシュコード 5438−07−09
 〃 緯度・経度 北緯36度00分24.5秒
           東経138度59分25.8秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2023年5月31日

注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 関東版U」による
注2)現地の樹名板による





 南から流れて来た支流が小鹿野町役場の1kmほど西で小森川(こもりがわ)に合流する。この支流の名前が伊豆沢(いずさわ)で、同時にその両岸一帯の大字名でもある。
 伊豆沢の谷奥に向かって町道が走っていて、左図のイロハモミジはその町道沿いに立つ。
 その立ち方が少し変わっている。
 町道の川側は結構な急斜面で、その上部に横から突き刺さるように根を踏ん張っているのだ。
 詳細に見ると、いったん横向きに出たあと、複数幹に分かれて上を目指し、全体として形の整った樹冠を戴くように見える。もしかしたら、まだ若い時に幹が大きく傾き、その際たまたま上向きになった枝が支幹化して、この姿になったのかも知れない。(当否不明)
 環境省巨樹データベースに載る巨樹・巨木林ID17173の「カエデ」は左図のイロハモミジだと思われる。
 同データベースでは株立ち5本、全体の幹囲を806cmとしているが、大きさについては実感とかけ離れているので、現地の樹名板にあった根回り455cmの方を取り上げた。この数値は納得できる。
 イロハモミジの近くから川原に降りる道がある。その道から見る姿が良い。
 欠損部の少ない、若くて元気の良いイロハモミジである。
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