ページタイトル:畝山神社のオオツクバネガシ ロゴ:人里の巨木たち

画像:畝山神社のオオツクバネガシA(幹と並ぶ)

 ↑ 駐車場の近くに立つオオツクバネガシ




 ↓ 境内前面に立つオオツクバネガシ

画像:畝山神社のオオツクバネガシB(幹と並ぶ)
  名称 畝山神社のオオツクバネガシ
    (うねやまじんじゃのおおつくばねがし)
名称の典拠 なし
樹種 オオツクバネガシ
樹高 不明
目通り幹囲 5.8m/5.0m(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 広島県東広島市豊栄町清武(注2)
 〃 3次メッシュコード 5132−66−86
 〃 緯度・経度 北緯34度34分32.6秒
           東経132度49分49.9秒(注3)
広島県指定天然記念物(1987年12月21日、「畝山神社の巨樹群」の名称で境内の13本の巨樹を一括指定)
撮影年月日 2017年3月25日


注1)東広島市教育委員会が設置した案内板による(設置年月不詳)。前者が左上図、後者が左下図のデータ(と思う)
注2)2005年2月7日、東広島市に合併。旧行政区は賀茂郡豊栄町
注3)これは左上図の個体の位置





 畝山神社の鎮座地は、豊栄(とよさか)中学校の北東約750m。国道375号「宮の首(みやのくび)」交差点で、3本の大きな道のおまけのようにくっついているもう1本の道を、南東方向に200mほど入ったところ(駐車場あり)。
 境内には様々な樹種の巨木が立ち、それらが広島県から文化財指定(天然記念物)を受けている。
 そのなかに、オオツクバネガシ2株も含まれる。いずれも幹囲5mを超える巨体である。
 私が樹種名の基準としている平凡社刊「日本の野生植物」で調べたら、オオツクバネガシは、「特に(ツクバネガシとアカガシの)混生地に多」く、「両種の雑種といわれるが、まだ断定できない」とあった。
 素人言だが、私の印象でも、アカガシに似る葉を持つが、葉柄はアカガシより短く、樹肌の様子もアカガシとは違うようだ。枝先の葉のつき方はツクバネガシに似ているようにも思う。しかし、樹名板のない状態で遭遇して、私に樹種判断できるかどうか。まったく自信なし。
 オオツクバネガシ巨木は、2本とも内部の空洞が大きく口を開き、年老いた姿だが、樹勢は良さそうだ。
 いずれも神木とされているようで、幹に注連縄をつけている。
 
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