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画像:産乃樹

画像:産乃樹(幹と並ぶ)
名称 産乃樹 (うんのき)
名称の典拠 現地の樹名板(注1)
樹種 ケヤキ
樹高 33m(注2)
目通り幹囲 7.6m(注2)
推定樹齢 伝承1000年(注2)
所在地の地名 石川県白山市上柏野町(注3)
 
〃 3次メッシュコード 5436−54−94
 
〃 緯度・経度 北緯36度29分55.3秒
           東経136度32分54.8秒
松任市指定天然記念物(1978年12月12日指定)(注3)
撮影年月日 2005年11月13日

注1)木のすぐ傍らに立つ石造の立派なもの。天然記念物指定名称は「楢本神社のケヤキ」というようだが、せっかく固有名があるのだから、そちらを取り上げた
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 甲信越・北陸版」による
注3)2005年2月1日、1市2町5村が合併して白山市誕生。旧行政区は松任市





 発音は「ウンノキ」だが、「産の木」または「海の木」と記されたようだ。「うみのき」が撥音便化したのであろう。
 「古木について」と題された案内板に、古老の話として次のような記述があった。
 「往時この木の高所に赤白の布旗を竿で縛り、遠く日本海の漁船が進路位置の目印にした」
 これが「海の木」たる所以だろうか。(「産の木」の由来を想像させる記述はない) が、今は最短距離でも海岸まで6.8km。この地が高台というわけでなし、にわかには信じかねる話である。(まさか、それが推定樹齢1000年の根拠ではあるまい)
 もとは少なくとも3本以上の幹があったと思われるが、今は1本だけ。写真の反対側には空洞が開け、中で囲碁の対局ぐらいは出来そうなスペースだ。
 細縄が巻き付けられているのみだが、楢本神社の御神木である。 
 
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